赤い愉楽

「ワタヌキの居場所が分かったぜ」



突然響く声。



「クドー、どうする?」



「鬼軍曹…決まってるじゃないか」


クドーは生ぬるい光が差し込む
窓ガラスに向かって思いっきりパンチをたたき込んだ。


窓ガラスが砕け散る。
けたたましく情け容赦ない音が殺風景な部屋の中に充満していく。


「殺す。殺しに行く」