赤い愉楽

僕はエミのもとへ走りだした。


到底こんな別れなんて
納得できない。


ワタヌキだか知らないが
エミを連れていく奴は



片っ端から
ぶっ潰す。


「エミ!」



僕は走りながら叫ぶ。



「エミ!」




僕の声はエミに届いているのか?



「さよならなんて言わせないぞ!」