赤い愉楽

泥だらけになるのもかまわず
エミは校庭に座り込む。




僕はわけも分からず
必死でエミを抱きしめた。




「どうした!どうしたんだ!」



必死で問いかける僕。




「か、雷が!わああ…」




掻きむしる額から
血が滴り落ちてきた。




僕の問いかけも耳に届かない様子。
もう僕はどうしていいか分からなくなった。