ここのカフェは、 チェリーガールっていう名前らしい。 お店の中に入ると キレイで可愛い女性ばっかりで、 チェリーガールという名前には ぴったりな店内の風景だった。 あたしみたいなお子様が入って、 ほんとにいいのかなってなるような そのくらい大人な雰囲気。 「頼まねーの?」 「あ、そっか...すみません!」 あたしは出入り口に一番近い席から、 店員さんを大きな声で呼んだ。 そうすると向こうから 小俣で走ってきた可愛い店員さんが 天使みたいにやってきた。