屋上まで続く階段を軽快な音を立てて走り抜く。




扉を開けるとそこは――





「んー、気持ちいいー!」





――満面の青空。






屋上に設置されている貯水タンクを部屋みたいに囲んでいるコンクリートの上は階段で繋がっていて、何かをするには丁度いい。



大きく伸びをして今日も私はそこに登った。





だって、私の指定場所。





~♪





…大好きな歌を歌うための。