Better half

『あ…の…ずっと居た…んですか?』

私の言葉に、男は微妙そうな顔をして、斜め右上に視線を泳がせると、

『じゃっ…俺、行くわ』

と立ち上がり、背を向けた。

(はぁ…良かった…)とホッとする私。だって、なに話せば良いか分からないし…。

ところが、次の男の言葉に、私は愕然!

『あんたが、俺に抱きついて、“そばにいて”って言ったんだぜ』

『えっ!!!―――っ??』

慌てる私に、

男は何故かほくそ笑みを浮かべる。



さ い あ く !!!


自分の顔が熱くなるのを感じた。