オレの気持ちをもてあそびやがって!!


許せないっっ!!



ーー紫音の部屋。



トントン、



「紫音。入るぞ…。」



「どうぞ……。」



明かりを消して、窓から差し込む少しの光を頼りに紫音の元へと行く。



「お兄ちゃん!!
電気、消さないでよぉ!!」



いきなり電気を消されて驚いている紫音の唇にキスを落とす。



ちゅっ………。