反対していたのは、父さんがオレが、紫音に手を出さないか心配だったからだ。


そりゃあ、手を出さないって、約束は出来ない。



でも、そんなコトを心配すんなよ!!!




ー…そんなコトを考えていると、紫音が、



「陽太くん?!
大丈夫??
ねぇ??」



心配そうに、オレに声を掛けてくる。



「あぁ。
大丈夫。
心配すんな」



あまり、紫音に心配掛けたくない。