何だよそれ?


そう思っていると……。


紫音が背伸びをしてきて…。


CHU…☆


「あたしね、お兄ちゃん、いや陽太くんが好きなのっ!!」

えっ?


「ホントか?紫音。」


信じきれなくて、ついつい聞いてしまう。


「うん。今までお兄ちゃんって壁があって気づかなかったんだけどね……。
その壁がなくなったら、やっぱり陽太くんっていう1人の人が、好きなんだって気づいたの!!」


まぢか……!!