ドンっ。


あたしは、壁にぶつけられた。


えっ??
怖いよ…。
助けて…。

「友也くん?」

もう一度呼んでみる。
すると…。

「オレ、お前のコト、好きなんだけど…。付き合ってくれねーか?」

と、言ってきた。
はぁ?
わけ訳わかんないよ…。
確かに、優しくて、カッコいい友也くんのコトは好きだよ。でもね…。

何にも答えられなくなって、あたしは、走り出した。