「あぁ。あの子のコト?? あの子は…、紫音と同い年の黒澤 琴音。 ってか、琴音になんかあんのか??」 琴音ちゃん………か。 「あ、あぁ。 何でもない。 ありがとな。 陽太。」 陽太に適当な返事をすると、休憩所のベンチに座った。 あの子……。 かわいいよな………。 一回、話してみよっかな………。 って、何でオレ、こんなに琴音ちゃんのコト、考えてるんだ??