オレが自分の部屋に戻ってみると。紫音が待ちかまえていた。
そして、

「ねぇっ!!勉強教えて?」

の一言。

「まぁ、いいけど。」

そう言って勉強を教えていると…。
急に紫音が、

「ねぇっ!!恋人っぽく教えてよ→!!」

と言う。

「恋人っぽく?」

オレが返事に困っていると…。

「正解したら、キスしてよ。ね?いいでしょ?」

はぁ?何で急にそんなコトを…。

「まぁ、いいけど。」

曖昧な返事をする。
「じゃあ、決まりねっ!!」

えっ?
なんか勝手に進められてねぇか?
まぁ、いっか。

「ねぇっ!!これで合ってる?」

紫音がやる気たっぷりに見せてくる。