「知らねーけど……。」 「でね。 あたしたちもしない??」 オレの返事なんか聞こうともせずに、そんなコトをいう。 もうすぐで、てっぺんになる。 あと、5メートル……。 3メートル……。 1メートル……。 ちょうどてっぺんのところで、オレ達は、キスをした。