[陽太サイド]

全てを話して、俺は立ち上がり、部屋を出ようとした。

すると-…。

ぎゅっ…。

腕を紫音につかまれた。

「な、何だよっ。紫音。」

オレが、動揺を隠せないでいると…。
紫音が、

「お兄ちゃんっ!!今日1日だけお兄ちゃんの恋人になってあげる!!」

と、一言。