「大丈夫じゃなさそうですよ…。
早く分娩室行きましょうか。」



「は……ぃ……」



すぐにあたしは、分娩室に連れて行かれた……





ー…そして、数十時間後……。



おギャーおギャー!!


分娩室に元気な産声が、響いた。



「紫音っっ!!
頑張ったな……!!よくやった……!!」


陽太くんが、あたしの頭を優しく撫でてくれる。