紫音



無事に……。



産んでくれ……。



そんなコトを考えていると。



おギャーおギャー。


元気な赤ちゃんの声が聞こえた。



すぐ、紫音のいる分娩室に行くと。



紫音が、笑顔で赤ちゃんを抱いていた。


「紫音……。
紫音……。
頑張ったな。」



「ありがと。
それよりね、赤ちゃんの名前決まったんだよ☆」






名前……?!