あたしの個室に入ってきた陽太くんは、いつもと違って。
でも、白いタキシードがすごく似合っていた。



「うわぁ!!
陽太くん、すごくカッコイいよ!!」



そう言って、あたしが褒めると。


陽太くんは、ほんのり頬を赤くして、恥ずかしそうに呟いた。



「紫音のほうが、可愛い。
ありえねぇぐらいにな」



「ありがと!!
今日は、頑張ろうね☆」