ちゅっ……。



ほんのりと赤い紫音の頬にキスを落とす。


「んン……ねつ…うつっちゃ……あぁっ……うよ……??」


熱なんて……。


「移ってもいい。」


「で、でも……」



「我慢の限界……」


いくら何でも、脱がすのはダメだよな……。


今日は、キスだけで我慢しとくか……。


オレは、欲が満たされるまでずっと、紫音の唇を奪っていた……。





オレに熱が移ったのは、言うまでもない。