赤い頬。


いつもより赤い唇。
トロンとした大きな瞳。



今すぐにでも襲ってやりたい……。


あまりに可愛すぎてオレは、理性を保ててない。


我慢の限界……。



でも、また熱が悪化したらいけねーし。


冷静を保たないとな。


そんなコトを考えていると。



甘い声で、紫音がオレを呼んだ。



「陽太くん……。」


もう、ダメだ……。


我慢出来ねえ…。