君が教えてくれたこと。

「こんばんわ、あの琉菜と約束してるんですけど…琉菜バイトからまだ帰って来てないみたいなんですよね」


僕はチラリと202号室を見ると、管理人さんは心よくマスターキーで、ドアを開けてくれた。


「外で待ってたら、辛いだろうから中で待っててあげなさい」


何も知らない管理人さんは、ニコリと微笑んで自宅へ戻って行った。