由実は彼が店から出て行くのを見届けると、私達の方へと歩いて来る。 「先輩…今日は、風邪で休みと言うことにしておきましたから…」 「由実ちゃん、ありがとう」 「いえ、それは良いんですけど…」 そう言って由美は口ごもり、途中で言葉を止める。