君の瞳にカンパイ

…サブイ!サブすぎる!
想像しただけで鳥肌が立つ。


俺はチラッと二ノ宮さんを見た。
やっぱり、可愛い。


佐原さんの後ろを、ただ無言で着いていく。
二ノ宮さんは、一言も話さない。


どんな…声してるんだろう。
俺の胸は、ドキドキと高鳴っていた。


「ショウってば、純だなあ。」


後ろで、カズはケラケラと笑っていた。


…っていうか、なんで着いてきてるんだ。


「親友の恋の行く末を、見守るのは当たり前だろ?」


どこで買ったのか、みたらし団子を食べながら、カズは言った。


「ね?矢野さん?」


「そうだな。」


…な、なんか仲良くなってる?
俺はカズと矢野さんが肩を抱き合って歩いているのを、後ろを振り向いて見ていた。