【仮】悲劇のヒロイン少女

学校の準備をし終わったら柴音のほうも支度は終わっていて私を待っていた。



「行こ」


柴音は私が支度が終わったのを確認すると靴を履いて玄関を出た。



「いってきます。」



私は一言呟いて家を出た。



マンションを出た瞬間肌寒い風が私の体を包みこんだ。


今は10月の下旬。


寒いのは当たり前だ…



いつもはにぎわっている天神も朝は静かだった。


空は凄く晴れた青空で学校が楽しみになった。



学校だけは好きな時間だった。