片腕で紙袋を抱えて
ファーストフード店の
入り口から
鼻歌まじりで出てくると
街路樹の木洩れ日ゆれる
いい感じのベンチが
あったので
おもむろに座り
ここで昼食を
とる事にした。
人が賑わう
駅前モールロータリー。
その中静かに
溶け込んでいる。
そんな空間が私は
たまらなく好きだ。
「なかなかいい所。」
街の陽気な
雰囲気を味わいながら
私は手に持った
ハンバーガーを
時間を惜しまずゆっくりと
食べていく。
そして食後のポテトを
つまもうかとしてる時、
私は遠くの一点が
少し気になり始めていた。
……あそこにいる人、
ずっとこっちを
見てるな。
くわえたポテトを
口の中に押し込み、
親指を舐めて
チョコレートシェイクを
吸いながら
たじろう事なく
私も見つめ返していたが。
ファーストフード店の
入り口から
鼻歌まじりで出てくると
街路樹の木洩れ日ゆれる
いい感じのベンチが
あったので
おもむろに座り
ここで昼食を
とる事にした。
人が賑わう
駅前モールロータリー。
その中静かに
溶け込んでいる。
そんな空間が私は
たまらなく好きだ。
「なかなかいい所。」
街の陽気な
雰囲気を味わいながら
私は手に持った
ハンバーガーを
時間を惜しまずゆっくりと
食べていく。
そして食後のポテトを
つまもうかとしてる時、
私は遠くの一点が
少し気になり始めていた。
……あそこにいる人、
ずっとこっちを
見てるな。
くわえたポテトを
口の中に押し込み、
親指を舐めて
チョコレートシェイクを
吸いながら
たじろう事なく
私も見つめ返していたが。

