元を絶つ。
……つまりは犯人を
とっ捕まえて
しめあげるって事ね。
眉をへの字にして
更に追求する私。
「……どーすればいい?
どー探したら?」
それに答えるように
彼もまた真剣な
眼差しになる。
帽子のツバで片目が
隠れていたが
それがまた迫力を
増していた。
「……フッ、
それは秘密だ。」
……あ?
「いや、教えてよ。」
帽子を更に目深にかぶり
手で縁を持ちながら
首を横に振るおじさん。
私はブレザーのポッケに
手を突っ込み、
それに歩み寄って
顔を覗いてみたが
途端に向きを変えて
逸らされる。
「ちょっと、
教えなさいよ〜。」
そのまどろっこしい態度に
多少イラッときたので
強引に顔を両手で抑えて
こっちの方に
向けさせる私に
その手やら肩やらを掴んで
拒否するハジメさん。
そんな感じで
しっちゃかめっちゃか
やってたら
奥の茂みから
何か視線を
感じた気がした。
……つまりは犯人を
とっ捕まえて
しめあげるって事ね。
眉をへの字にして
更に追求する私。
「……どーすればいい?
どー探したら?」
それに答えるように
彼もまた真剣な
眼差しになる。
帽子のツバで片目が
隠れていたが
それがまた迫力を
増していた。
「……フッ、
それは秘密だ。」
……あ?
「いや、教えてよ。」
帽子を更に目深にかぶり
手で縁を持ちながら
首を横に振るおじさん。
私はブレザーのポッケに
手を突っ込み、
それに歩み寄って
顔を覗いてみたが
途端に向きを変えて
逸らされる。
「ちょっと、
教えなさいよ〜。」
そのまどろっこしい態度に
多少イラッときたので
強引に顔を両手で抑えて
こっちの方に
向けさせる私に
その手やら肩やらを掴んで
拒否するハジメさん。
そんな感じで
しっちゃかめっちゃか
やってたら
奥の茂みから
何か視線を
感じた気がした。

