「…え?」 後ろには陽輝の両親がいた。 「陽輝ずっと言ってたよ。大きくなったら心結と結婚する。って、だから今も心結ちゃんがそばにいてくれて嬉しいんじゃないのかな?」 陽くんのお母さんはいっつも優しい声だ。安心する、 「はい。」 「死ぬまでそばにいてあげて」 泣きながら答えた。 ――――― 「はいっ。」 そして病室に2人っきりになった…