フェンス


『裕…俺に考えがある。』

涼が小さい声で俺に言う。

『今から俺が言うとおりにしてくれ。』

そう言って涼が作戦を話し始めた。

失敗すれば真奈も俺も殺されるかもしれない。

ゴクッ…

俺は門番に向かって涼が言った通りに落ち着き冷静にこう言った。

『死なない?なぜそう言える?』

『なんでだろうなぁ~♪』

門番は笑っている。

『現実世界のお前の体を消せるとしても笑ってそう言えるか?』

俺も余裕があるように笑って答える。

もちろんハッタリだ。