「望くんっ!!

何であんなこと…!


あの人も悪いことはしましたが、やり過ぎですっ


それに、


望くんの心だって…っ」



俺は、惨めな真を置いて学校をサボった。


その後の馬鹿共を見てみたい気もするが、まぁ、じわりじわりと攻めるのもいいだろう。


そう、この先を想像して頭の中で嘲笑っていると

セイラが真剣な顔をして声を荒げた。


「セイラ、俺が何をし過ぎたんだ?

俺は何も悪いことはしていないさ。


それに…


まだ、始まったばかりだよ……」