「で、誰なん!? 相手!!!!!」 興奮したのか、頬を赤らめながら愛が言う。 「同小の、藤沢。」 私が言った瞬間、愛の頬の赤らみが消えた。 そして、私達2人の間に静寂が訪れる。 暫く経った時、やっと愛が口を開いた。 「え・・・? 藤沢って・・・。」 「分かってる。 アリサと同じ相手や。」 私は、意識もしてないのに、ため息をついた。