「だからって、食事中に連れて行くのは、どうかと思うけどね」 翔をわざと怒らせるような言い方をしてる。 「それに…」 長島くんは、あたしをチラっと見てから言葉を続けた。 「さっきから見てたけど、嫌がる女の子にキスをするのは、どうかと思うよ」 「─…見てた?」 何それ…… なんで、そんなこと… それに、あたし嫌じゃない。 ただ、恥ずかしいだけなの… 「…てめぇ」 翔が長島くんに、つかみ掛かろうとすると 「…翔っ」 あたしは、慌てて翔に駆け付けた。