side 梓



押し倒されたまま、制服のボタンを外された、



「せ…つ…くん」


助けてー…



「また刹くん?
うぜぇーな」



そう言った後に胸に唇を寄せる白石くん



「いやッ…!ひゃッ…」



私は机の脚をつかみ、教科書を白石くんの頭に落とした。



痛がっているうちに逃げなきゃっ…!