Iの漂流戦士






あの書き込みを見た正義は暫く経って緑丘中学校に着いた


旧校舎に行く為には中学校の裏手に周り、歩いて行かなければならなかった


車を路地の端に停めると前方に倉木の白い車も停まっていた


(やっぱり倉木さんはここに…………)



走って旧校舎に向かい、古びた建物が見えてきた瞬間にフワッと生暖かい風が吹き抜けた


正義は風が流れてゆく方向に目を向ける



(歌が……歌が聞こえた)


ほんの一瞬だったけど、正義にはナノハの鼻歌が確かに聞こえていた


一方ナノハもまた正義に気付いていた



『緑の蝶々が居た……』


ナノハは風のように建物から建物へ、そして家の屋根を渡って身軽に移動していた


『……戻るか?』

修の言葉にナノハは首を横に振る


屋上から飛び降り、風のように移動する殺人鬼の正体はまだ謎に包まれている


そして正義は急いで旧校舎の階段を登り、屋上に向かうとそこには4人の人間が居た

倉木、裕太、宮田……そして殺人鬼03


正義は二人目の殺人鬼と対面する事になった