『あなたは僕が出会った中で一番綺麗な心を持っていた。だから側に居るととても安らげたんです』
何度もこの笑顔に救われた。きっとナノハが居なければここまで皆との絆は強まらなかった
いつも真ん中に居て不器用な自分達を繋いでくれた存在
『多分この先、ナノハさんの方が大変な選択をするかもしれません。修さんの事も功さんの事も全てあなたに任せて去る僕はずるいのかもしれない』
それを聞いたナノハは全力で首を横に振った
『置いていくより置いていかれる方が辛いのは知ってます。だから最初に逝く僕は一番楽な選択をしてる…………………』
『違うよ!』
ナノハは一馬の言葉を遮った
『一馬は私達の背中を押す為に決断したんでしょ?みんな知ってるよ。一馬は誰よりも優しい人だから』
瞳から涙が止まらない。こんな日が来ると覚悟していたはずなのに
『有難うございます。…………ナノハさん、あなたは変わらないで下さいね。そして最後は自分の答えを見つけてください』
『--------一馬っ………』
『さようなら、ナノハさん』
一馬は笑ってその場から消えた。別れを告げる相手は後二人---------------。



