Iの漂流戦士




-------------------
-----------

授業が終わると、すぐにナノハは桜の元に行った。だけど桜はすれ違うように別の人の元へいく


『…………あ…』と声をかけた時には遅くて、すでに友達の輪ができていた


『桜、気になる人とずっとメールしてるんでしょ?』

『ねぇ、ねぇ、どんな人?写メとかないの?』


また桜を中心とした話がはじまった


『えーないよ。でも今度遊んだ時撮ってくるね』



桜の好きな人とは誰なのだろう?

ナノハはそればかり考えていた


『あたし彼氏と長いから相談とかなんでも乗るから』

『私この前別れちゃったけど、浮気を見破る方法なら教えてあげる!』

『えー、なにそれ!!』



ナノハ以外みんな恋愛経験もあって、その話になるととても楽しそうだった

恋愛経験のないナノハは全く話に入れなくて、輪の中にいても浮いていた


いつもなら桜がフォローしてくれるけど、今回は恋愛相談に夢中でナノハには目もくれない


それが寂しいと思ってしまったけど、桜は自分だけのものじゃない事に気付いた

元々、友達の数も多いしナノハはその中の1人に過ぎないのだ


-------どうして自分だけ特別なんて思ったのだろうか?


大切は常にイコールではないのに