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授業が終わると、すぐにナノハは桜の元に行った。だけど桜はすれ違うように別の人の元へいく
『…………あ…』と声をかけた時には遅くて、すでに友達の輪ができていた
『桜、気になる人とずっとメールしてるんでしょ?』
『ねぇ、ねぇ、どんな人?写メとかないの?』
また桜を中心とした話がはじまった
『えーないよ。でも今度遊んだ時撮ってくるね』
桜の好きな人とは誰なのだろう?
ナノハはそればかり考えていた
『あたし彼氏と長いから相談とかなんでも乗るから』
『私この前別れちゃったけど、浮気を見破る方法なら教えてあげる!』
『えー、なにそれ!!』
ナノハ以外みんな恋愛経験もあって、その話になるととても楽しそうだった
恋愛経験のないナノハは全く話に入れなくて、輪の中にいても浮いていた
いつもなら桜がフォローしてくれるけど、今回は恋愛相談に夢中でナノハには目もくれない
それが寂しいと思ってしまったけど、桜は自分だけのものじゃない事に気付いた
元々、友達の数も多いしナノハはその中の1人に過ぎないのだ
-------どうして自分だけ特別なんて思ったのだろうか?
大切は常にイコールではないのに



