Iの漂流戦士






考えた末、ナノハの答えは……………



『い、行ってみる』



勿論それは男子と遊びたかった訳じゃなくて、これをきっかけに変われるかもしれないと思ったから

新しい友達ができるかもしれないし、高校生になったんだから視野も広げてみたい。でも一番の理由は何かあっても桜が居るという安心感だった。



そして次の日。学校に行く途中で他校の生徒に呼び止められた

見知らぬ顔なのに向こうはナノハの事を知っている様子。少し怖かったけどここで無視出来ないのもナノハだった



『ちょっと話があるんだけどいいかな?』



------------話?困惑している中、ナノハ達の横を登校する学生が通りすぎていく



『ごめん。急にびっくりしたでしょ?俺となり町の学校に通ってて………。ナノハちゃんって今彼氏とか居る?』


相手の名前も知らないのに向こうは自分の名前を知っている。それが少し怖く感じた


『居ません…』


ナノハは消えそうな声で答えた。それと同時にこの呼び止められた意味を理解した



『ナノハちゃん可愛いって有名だから。あのさ、俺と付き合ってみない?いきなりだけど』


ナノハはこの空気がなんともいえず苦手だ。好意を持ってくれる事は嬉しいが、それに応える事は出来ない



『ごめんなさい……』


面識もないのに謝罪しなければならない。可愛いからという理由だけなら自分の他にも沢山いるのに