Iの漂流戦士




商店街に向かう途中、正義は倉木に聞いてみたい事があった


『倉木さんは………
高木功君について何か知ってるんですか?』


睦八代高校に行った際、気になる点がいくつも存在した


“何か掴めるかも知れないぜ。殺人鬼01の事”

そう言って正義の肩を叩いた事


“君は中野先生が死んで悲しい?”

耳を疑う言葉を言った事

そして……


“世の中の事を知りたいなら漂流戦士を読め”

倉木の口調や行動は明らかに何かを知ってる感じだった


『お前はどう思った?漂流戦士を読んだんだろ?』


倉木は質問には答えず、逆に質問で返してきた



『…正直色々謎が多すぎて今だに何がなんだか…。でも………』


正義は今まで起きた事を思い返していた

でもやっぱり、どうしても全ての鍵は高木功が握ってるとしか思えない

あの掲示板だって………


(倉木さんは掲示板の存在を知ってるのだろうか)


思わず聞いてしまいそうになったが、軽はずみに教えてはいけない気がした



『でも……ってなんだよ?』

倉木が言葉の続きを急かした(せかした)



『………でも俺…高木君に“君殺人鬼じゃないよね?”とかとんでもない事言っちゃったんです』


教師として言っていい言葉じゃない

それを聞いた先輩教師である倉木の第一声は……



『あはははははは!!!』

笑い声だった