Iの漂流戦士





掲示板に書かれていた意味深な書き込み

読み進めて行く内にその理由が明らかになった



漂流戦士の著者である高木功には前から殺人鬼01なのではないかという疑惑があった事


それは本を発売した時期と殺人鬼が現れ始めた時期が一致する点だった


それと殺人鬼が戦士と呼ばれる前から戦士という単語をタイトルに入れていた事


一時期、この掲示板ではほとんどの住人がその噂ばかりをしていた

そんな中、管理人からの忠告があり次に書き込んだらここを閉鎖すると言われたらしい


住人達は心の中で、もしかしたら高木功本人が管理人なのでは……?と思ったが

それ以上詮索(せんさく)する事はなかった


勿論、このような疑惑があったと知った正義も

同じように高木功が管理人なのではないかと疑っていた


教師である正義にこのような掲示板を教えたのも引っ掛かる

それに……

正義にはどうしても、殺人鬼と高木功が無関係には思えなかった


それは高木功が言っていた理論的な事ではなく、


“僕は殺人鬼です”

そう答えたあのなんとも言えない威圧感が忘れられない



……とその時


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

状況とは不釣り合いの明るい音楽が携帯から流れた