Iの漂流戦士






まだ会った事のない殺人鬼01の枝波修


正義だってずっと会いたいと思っている

だけど、そう簡単に会えない事も分かっていた


ナノハと一馬には偶然にも会う事が出来て話しをする事も出来た


でもナノハ、一馬とは違い修は別格のような雰囲気を持っている


倉木の言う通り、修と話せれば解決出来る問題だ。だけど……………


-----すると、倉木が決定的な一言を言った





『高木功は枝波修の弟だよ。修に会いたいなら高木に聞くのが一番早い』


(高木君が……弟?)


始めて聞かされた事実に正義は混乱していた


殺人鬼と繋がりがあると知っていた高木功が枝波修の弟


この事実が本当ならば、

漂流戦士の謎もナノハと一馬と知り合いなのも納得が出来る



『…俺…今日高木君と話して来ます』

一筋の希望が見えたかのように正義の表情は明るくなった


正義と別れ、緑丘高校に向かう車の中で倉木は思っていた


そんな簡単な事ではない、と



高木功が修の弟だと言う事はもっと早くに正義に教える事が出来た

でも倉木は言いたくなかった


心のどこかでまだ“自分が枝波修を救いたい”と思っていたからだ


しかし、そう思っているだけでは何も変わらない


再び修が人を殺そうとしている


だからやっぱり、倉木は正義に頼るしかなかった



“どうか修を止めてくれ”と