ゆっくりと波音をシートに寝かすと瞳真のスーツを掴む手をそっと解きシートを倒した。 波音のシートベルトを締めるとスーツの上着を脱ぎ、波音に掛ける‥ 波音の寝顔を見つめる… 『君は何をそんなに怯えているの‥一体、何が有ったんだ…』 そっと波音の頬に触れる‐‐‐ 『何が君をこんなにも苦しめているんだ‥あんなに人目を気にして怯えて‥』 もう一度、波音の頬に触れ‥そっと撫でると向き直り車を走らせた。