今日のパパの出勤時間は、
登校前に起こせばいいから、
いつもの日課の為に翔ちゃんチにいる私は、まず、キッチンで朝食の準備。


あとは温めなおすだけの所まで
仕上げたら、次は翔ちゃんの部屋。



―――カチャ



ん?‥‥お酒くさい‥?

そういえば昨日同僚の先生達と
飲み会とか言ってたっけ‥。


ぐっすり眠る翔ちゃんの顔を覗き込むと、今までの経験から、今日はひと苦労しそうなのがわかる。


「落とすだけじゃ、起きないかも。」


なんてついついにやけてしまう。

だってこんな日はイタズラ出来るんだもん。


今日はなにをしようかなぁ?


と思いながら寝顔を見てると


「ん"‥‥」


寝返りをうつ翔ちゃんがやけに
色っぽく感じて、ドキッとした。