「なにするですか?……じゃないでしょ!逆に何で逃げるのよ?!うちに来るって言ったの由ちゃんでしょ!」


いや、言ってない。むしろアサミが無理矢理呼び出したぐらいの感はある。


が、ここでそんな事言ったら何をされるか解ったもんじゃない。


「……だな……わり。いや、もしアサミの彼氏が居たらやべぇんじゃねーかってさ」


俺がそういうと、アサミは何故かキョトンとする。


「彼氏?」


「ホラ、俺のバイト先に来た時一緒にいたじゃん」


するとアサミは、あぁ納得といった表情で、こう言った。


「あぁ、アレね。彼氏っていうのとはちょっと違うよ……」





「ま、その話しはウチでしようよ。お酒もあるしさ」


「お、おぅ……ん?」


お酒?