「わりぃ………」



私は若草くんに肩を貸して一緒に階段を上がった。




3階って結構きついなあ、こういう時。




「やべ………気分悪い……」





『え!?大丈夫??
若草くん、鍵は?』




部屋の前に着き


若草くんはしんどそうにポケットから鍵を出した。




「ごめん、開けてくんね?」




『う、うん!』





私は鍵を開けて


若草くんの部屋に入った。






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