「じゃあね、玲央。」 「じゃあな、優芽。」 そういって、優芽の頭をくしゃっとした。 ――――……。 あいつがあそこまで勉強できないなんてな。 明日から叩きこまなくては。 どうせ、あいつのことだから、社会も全然出来てないんだろ。 オレは、今までテスト勉強したことがなかったけど、優芽のために勉強をした。