『また、一緒に来てくれる?』 『うん、いいよ』 『じゃあ、今度は優芽も楽しめるように、映画にしよっか』 『ホント?!あたし、映画見たいのあったんだ〜』 この会話だと…… また、2人で遊ぶってことか…… 2人は、もう……… 付き合っているかもしれない。 もう、この場所にはいたくない…… 仲良さそうに話している、優芽と孝太の会話を聞いているのは、堪えられない。 「……オレ、帰る」 帰ろうと席を立った。 「えぇ!そんなっ、待ってよっ」