オレがその場で立っていると、 「お、優芽。ガンバレよ」 「あ、孝太くん。ありがとう」 なぜか、孝太と優芽が仲良さそうに喋ってるのが見えた。 なんで、あの2人が喋ってるんだよ いつの間に、知り合いになたんだ? 優芽は、あいつのことが目当てで入ったってこと─…? そのとき、考え込んでいたことに気づき、オレも練習に取り掛かった。