「いや…一日に二度も言えねぇ。勘弁してくれ。」 何でかあらぬ方を向いてしまいました。何かあるかとつられて、そちらを見ていたら、 「その内気が向いたらな。」 とボソッと聞こえました。よほど言いにくいのでしょう。まだ、視線は明後日を向いています。 私はうなずきました。 昨日頭を打った時に、何かあったのでしょう。 夢でもみたのか、お告げでもあったのか…。 何にせよ、そう簡単には言えないようです。