「ふ〜ん?じゃあ… 美羽借りていってもいいかな?」 「いいに決まってんじゃん。お邪魔はしないよ。」 あぁ〜佐渡さん…アイコンタクト失敗です。 私は諦めてお弁当を手に、もう一方の手を繋がれて食堂に向かいました。 私達が通った後ろでは、ヒソヒソと会話がささやかれています。 あぁ〜これだけの視線にさらされたら、明日からカップル認定されていることは確実です。