リチャードさんはお姉様方に向かって
「まずは美羽ちゃんに謝りなさい。」
厳しい声でピシャリと言い切りました。途端にあんなに勝ち誇っていたお姉様方はシュンとして
「ごめんなさい。美羽ちゃんをからかった訳じゃないのよ。居心地悪い思いさせてごめんね。リチャードに交渉する最後の機会だったから、なりふり構ってられなくて。でも、それはこっちの都合よね。本当にごめん。」
みんなが口々に必死に謝ってくれた内容を合わせるとこんな感じでした。
とにかく悪気があったわけではないので、と怒ってないことを知らせるとみんなホッとした様子でした。

