「ですから、そんな必要は……」 「あ、やべ。チャイムがなる。俺は神崎拓海。2-Eだ。 お前は?」 「え?あぁ諏訪美羽です。2-A。」 「よし。貸せ!」 私の鞄を取ると、手を繋いでグイグイ引っ張って歩き出しました。 「えぇ?ちょっと…?」 着いた所は今度はクラスの教室でした。肩で息をしている私に 「はい。」 にこやかに鞄を渡すと「じゃあまたね。」と爽やかに去っていきました。 今のは誰? 二重人格…? やっぱり今度会ったら、頭の検査を勧めましょう。