「…という訳で今考え中なんです。父様の意見を聞かせて下さい。」




一通り話し終わり父様を見ると、目をまんまるにした父様は止めていた息をはぁぁ〜と大きく吐き出して


「びっくりしたぁ〜!美羽ちゃん、プロの人に認められたんだ〜。すごい、すごい。
ん〜と、ごめん。よくわからないんだけど、それで僕は何を相談されてるのかな?」




「ですから、モデルという仕事についての父様の意見を聞きたいです。不安定な仕事ですし、どうかな…と。」




びっくり顔だった父様は、私の言葉を聞くとほんわりと笑いながら首を横に振りました。